製造現場の安全 (全6回)

現場改善研修
  • その他

対象・難易度

新人・若手 リーダークラス 管理者クラス 経営者・役員

セミナー内容

 
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第一回『安全衛生活動の進め方』 2025年4月22日(火)
社員が安全に働ける環境を整える
1.職場の安全衛生活動について
●安全と衛生について
●職場の安全衛生活動の必要性
●安全管理と衛生管理の相違点

2.職場の安全衛生活動を行うための基礎知識
●労働災害に関する基礎知識
●労働安全衛生法に関する基礎知識
●安全衛生管理体制に関する基礎知識
●危険有害業務を行うために必要な国家資格・特別教育に関する基礎知識
●安全管理に関する基礎知識
●衛生管理に関する基礎知識

3.労働災害を防止する手法
●3S活動(整理・整頓・清掃)の効果
●機械設備のリスクアセスメント
●化学物質のリスクアセスメント
●KY(危険予知)活動
●ヒヤリハット事例の収集
●ストレスチェックを活用した職場環境改善

4.安全衛生活動を「見える化」「継続的に改善」する
●労働安全衛生マネジメントシステムとは
●労働安全衛生マネジメントシステムを活用した安全衛生計画
●安全衛生活動の「見える化」「継続的改善」

5.安全衛生パトロール実施のポイント
●安全衛生パトロール実施の基礎知識
●【演習】安全衛生パトロール
第二回『安全衛生委員会』 2025年5月15日(木)
せっかくやるなら実のある安全衛生委員会を!
1.安全衛生委員会が活性化しない原因
●安全衛生活動における安全衛生委員会の位置づけが理解できているか
●職場の安全衛生管理体制が適切に構築されているか
●安全衛生委員会の役割が理解できているか
 ~どのように構成? だれが必要? どんな役割?~
●安全衛生委員会で話し合う内容に変化はあるか

2.安全衛生委員会活性化のポイント
●安全安全衛生委員会が活性化しているのはどのような企業か
●安全衛生委員会の活性化に必要な「4つのもの」
●安全衛生活動を「見える化」し、安全衛生委員会で評価せよ
●安全衛生活動を活性化し、生産性・品質の向上につなげる
●安全衛生活動を活性化するため普段からやっておくべきこと

3.各社の安全衛生委員会調査・審議事例

4.安全衛生委員会活性化事例
●国などが行う強化・対策運動と連動させている例
●一人一人が安全宣言をして、安全衛生活動に活用している例
●安全協議会(労働者50名未満)が司令塔となって安全衛生活動を実施している例
●安全衛生委員会に専門部会を設けている例(事業継続、防火、ハラスメント)
●安全衛生委員会にて、毎月課題を報告し対応している例

5.社員を守る・会社を守る・家族を守る
●重大災害発生に向き合う
●過労死・過労自殺事案に向き合う
~益々重要となる労働時間管理と安全衛生委員会~
●より良い労使関係を構築する
●安全衛生活動は、会社を、労働者を、ご家族を守り、そして会社を変える
第三回『工場の作業安全対策』 2025年5月28日(水)
労働災害を起こさせない対策から災害防止に必要な安全教育まで
1.工場における隠れた危険
●死亡事故        ●化学物質関連事故
●挟まれ・巻き込まれ事故 ●追突接触事故
●転倒事故        ●高所作業事故
●熱中症事故       ●フォークリフト事故
●感電事故        ●爆発事故

2.労働災害についての基礎知識
●労働災害の型区分
●労働災害の割合 ~ 製造業3分野における死傷災害の発生割合~

3.労働災害対策6箇条、発生した時の対応策
●労働災害を起こさない対策 6箇条
その➊ 職場にはさまざまな危険がある!
その➋ 「かもしれない」で危険を意識する!
その➌ 安全な作業は正しい服装から!
その➍ 決められた作業手順を守る!
その➎ 4S・5Sの励行で安全を高める!
その➏ 安全な作業をみんなで実施し職場を安全に!
●異常事態や労働災害が発生時の、良い・良くない対応策

4.作業シーン別、労災注意ポイント
●機械作業          ●金属板などの運搬
●金属加工          ●溶接作業
●自己不注意による転倒     ●機械での異常発生時
●工具の取扱い

5.労災防止に必要な安全教育の実践
●さまざまな安全衛生のルールや活動があることを理解させる
●安全な作業をみんなで実施し職場を安全に
●もし異常事態や労働災害が発生したときの対応を身につけさせる
第四回『化学物質のリスクアセスメント』 2025年6月10日(火)
新しい化学物質管理施行に向けて
1.化学物質のリスクアセスメントに必要な基礎知識
●化学物質管理と化学物質管理者  
●化学物質の危険性・有害性と病理症状
●化学物質の危険性又は有害性の表示
●文書及び通知、GHS分類、SDS作成方法

2.化学物質のリスクアセスメントの進め方
●化学物質のばく露の指標 
●化学物質のリスクアセスメントとは
●危険性又は有害性等の調査等に関する指針とリスクアセスメントの進め方
●各種ツールを使ったリスクアセスメント
・クリエイト-シンプルの使い方
・爆発・火災等のリスクアセスメントのためのスクリーニング支援ツール
・尺度化した表(工業塗装業)
・作業環境測定
・検知管
・リアルタイムモニター
・個人ばく露濃度計
●化学物質による健康障害防止の指針

3.関係法令
化学物質の自律的管理に関する令和4年5月31日公布の厚生労働省令のあらまし
●化学物質管理体系の見直し
●化学物質の自律的な管理のための実施体制の確立
●化学物質の危険性・有害性に関する情報の伝達の強化
●特別規則に基づく措置の柔軟化・強化
第五回『工場の気象災害対策』 2025年6月24日(火)
人的・物的被害を抑え、災害後の安全確保、復旧の対応策を学ぶ
1.気象災害の理解とリスク認識
●気象災害の種類と特徴
●引地域特性と工場への影響
●過去の気象災害事例を分析
●工場の脆弱性を評価

2.緊急時対応計画の策定
●避難経路と避難場所の確認
●安否確認フローの設定
●気象情報の活用方法
●緊急避難のタイミング

3.作業中の安全確保
●停電時の安全対応演習(地震以外を想定)
●作業停止基準の設定(事前決定と当日決定)

4.災害後の安全確認と復旧計画
●被害状況の迅速な確認
●安全確認後の作業再開手順
●復旧優先順位の設定演習

5.気候変動の理解と未来予測
●気候変動の基本知識
●未来予測
●気候変動が与える製造業への影響
●TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)
第六回『工場のBCP対策』 2025年7月8日(火)
平時に行っておくべき活動と非常時に取るべき対策
1.BCP的な危険予測とリスク評価
●災害リスクマップの作成
●過去の災害データ分析
●重要設備の脆弱性評価
●現場作業者からのヒアリング
●製造業の役割別の重要度評価

2.災害初動対応計画の策定
●緊急通報フローの確認
●避難経路と集合場所の設定
●応急処置の手順確立
●非常時用備品のリスト化
●災害時の情報収集方法
●シミュレーショントレーニングの実施計画策定

3.教育と訓練のやり方
●3SK(整理整頓清掃・危機管理)の実施
●安否確認訓練の導入
●3SK(整理整頓清掃・危機管理)活動事例紹介
●イラストを見て指摘箇所を抽出する

4.復旧計画の準備
●被害評価手順の確立
●部品・原料供給チェーンの多様化
●復旧優先順位の設定方法

5.継続的改善
●社内意識向上の社内研修の方法
●BCP担当者に選任された場合の対応
●全社員がBCP策定を好意的にとらえる方法
●経営幹部・上司にBCP的な費用を決断してもらう手法

セミナー要項

名称 製造現場の安全 (全6回)
開催場所 大阪府工業協会 研修室
価格(税込み) 148,500円(会員)/184,800円(非会員)

開催日・開催予定日

2025年4月22日(火)から2025年7月8日(火) 午前9時45分~午後4時45分