セミナー内容

生産ラインに内在する問題点をもぐらたたき式にひとつひとつ潰していくことは大事ですが、時間と労力が必要です。工場のレイアウト改善で一気に問題点を解消しませんか？ 新たな視点で工程を見直し、これまで作業方法やライン編成に不便を感じていた部分を取り除く必要があります。原理原則に従ってモノの動き、人の動きを大胆に見直し、あらゆるムダ・ムリ・ムラを削ぎ落として最適な工程レイアウトを構築しましょう。今回のセミナーでは、工程分析・動作分析をベースに、品質・コスト・生産期間の面で最も効率的なライン（組立て、加工の両方）をいかに構築するか、をわかりやすく解説いたします。

1. 工場レイアウト改善の着眼点　～生産効率を阻害する要因とは～

（１）生産現場作業の効率を悪くするムダ、ムリ、ムラ
（２）ムダ、ムリ、ムラはあなたの身近なところに潜んでいる
（３）レイアウト改善の前提としての作業改善

2. まず、現状の問題点を抽出せよ　～工程のムダを「見える化」する手法～

（１）工程上のネック箇所や余分な工数を見つける
　　　～工程分析と動作分析を活用～
　　　●工程分析：工程を細分化し、物の流れや
　　　　　　　　　作業の流れを明らかにする
　　　●動作分析：動作のムダを排除するために、
　　　　　　　　　作業動作を洗い出す
（２）分析結果を見える化、工程のムダを見つけて取れ！
（３）【演習】工程分析・動作分析演習

3. 組立工程の改善方法　～モノが淀みなく流れる仕組みをつくる～

（１）組立ラインの改善ノウハウ
（２）ボトルネックを見つけ出し平準化する
（３）ラインバランス分析演習

4. 加工工程の改善方法

（１）設備機械の配置を変えてみる
　　　～作業者の移動距離と手待ち時間を短縮～
（２）標準作業組み合わせ票の作り方
（３）ライン構築演習