SDS・ラベル 基礎実務と作成のポイント

ビジネススキル
  • 国際・貿易
国内関連法令・国連危険物輸送勧告もしっかり解説

対象・難易度

新人・若手 リーダークラス 管理者クラス 経営者・役員
 

セミナー内容

化学物質サプライチェーンは素材、調剤、部品から製品にいたるまで国内ではおさまりません。サプライ
チェーンの中で日本は最終製品を支える付加価値のある素材、調剤の開発、供給を強みとしており、多面
的な付加価値が今後日本を推進する力となります。このような化学物質を取巻く環境の中、グローバルス
タンダードに適合した化学物質供給のためにGHS対応のSDSを提供することが必須です。日本では、三
法律(安衛法・化管法・毒劇法)が定めた物質がSDSの提供を法的に要求していますが、何れかのGHS項
目で区分が付く物質、調剤は全てSDSを提供することが現在の世界標準です。この講座では混合物のGHS
分類をはじめ、全ての化学物質に最適なSDSとラベルを作成する手法を具体的な事例を多く取り入れ、
実践にお役立ちする内容を提供します。特に航空輸送、船舶輸送に係る国連危険物輸送勧告におけるUN
番号、正式輸送品名の付け方を体系的に学べる数少ない場です。
1 SDSとGHSの概要 その関係は?必要なの?
1.SDS・GHS概論
(1)SDS・GHSの目的と経緯
(2)日本におけるSDS関連法令
(3)GHSと国連危険物勧告の関係
(4)危険物輸送における国際的体系
(5)SDSを構成する項目

SDS:Safety Data Sheet
GHS:The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals
2 GHS分類ってどうやってするの? 混合物は?
1.GHS分類及び分類のための情報収集
(1)GHS分類項目各論
①物理化学的危険性 ②健康に対する有害性 ③環境に対する有害性
(2) GHS分類のための情報収集

2.混合物のGHS分類
(1)混合物のGHS分類
(2)混合物分類(演習)
3 国連危険物輸送勧告 これを知らずに輸送はできません
1.国連危険物輸送勧告
(1)GHSと国連危険物輸送勧告の関係
(2)国連危険物輸送勧告と国内法(消防法・毒劇法)との関係
(3)国連危険物輸送勧告の国連番号、正式名称の付け方
(4)UN番号の付け方(演習)
(5)航空機輸送における容器包装
4 SDS・ラベル作成方法 わかりやすく解説します
1.SDSの作成方法
(1)SDS作成の全体的な流れを解説
(2)SDS作成の具体的手順
①SDS 16の記載項目
②各項目の記述事例のケーススタディ
③危険有害性の記載項目の選択、記載事例
④組成成分の記載方法、
開示義務と非開示可能範囲と方法
⑤物理化学的特性の意味と意義
⑥適用法令の範囲
2.ラベルの作成方法
①作成したSDSからラベルへの展開方法
②各法律で要求される事項の追加記載(毒劇法、消防法)
③改訂労働安全衛生法への対応

セミナー要項

名称 SDS・ラベル 基礎実務と作成のポイント
開催場所 大阪府工業協会 研修室
定員 50名
価格(税込み) 26,400円(会員)/31,900円(非会員)

開催日・開催予定日

2022年3月4日(金) 午前9時45分~午後4時45分
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