Zoom_メーカー・商社営業 必須技術知識6テーマ≪全6回受講≫
営業研修
- その他
ものづくりに関わる全ての営業パーソンが絶対に押さえておくべき技術知識
対象・難易度
新人・若手 | リーダークラス | 管理者クラス | 経営者・役員 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◯ |
セミナー内容
- これだけ知っておけば、客先の技術者との対話もスムーズに!
-
メーカーや工業製品を扱う商社の営業担当者にとって、ものづくりの知識は大変重要です。さまざまな種類の材料の長所・短所、適した用途は何か、樹脂や金属の部品はどのように加工されるか、原価とコストはどう計算されているかなど、商談においては幅広い技術知識が必要とされます。
今回は、多くの業種で必要とされる普遍的な技術知識6テーマを選定。文系出身の方にも基礎からわかりやすく解説します。営業シーンでは、商談相手が技術者という場合も多く、技術用語を知っているだけでもスムーズに対話を進めることができます。ぜひ、本研修で技術知識の基礎を習得してください。
- 第1回 営業に必要な基礎知識①『金属材料』
-
1.今さら聞けない「金属材料」の基本
1)金属材料の種類
2)金属材料の使い分けを決める3つの要素
2.金属材料の種類と使い方、価格
1)鉄鋼
2)鋳鉄
3)特殊鋼
4)ステンレス鋼
5)アルミ
6)その他(チタン、ニッケル、銅、マグネシウムetc.)
3.熱処理と表面処理
1)熱処理の種類と特徴
2)表面処理(メッキ、窒化、アルマイトetc.)
3)表面改質(ショットブラストetc.)
4.使用上の注意点と頻出クレーム
1)引張り強さと破壊強さ、降伏点
2)疲労破壊
3)錆と腐食
4)低温脆性、水素脆性による破壊
※電卓をご持参ください
- 第2回 営業に必要な基礎知識②『プラスチック材料』
-
1.プラスチック材料とは?
1)さまざまな分野で使われるプラスチック製部品
2)プラスチックのメリット・デメリット
3)プラスチックの成形方法
2.プラスチックの種類とその特徴・用途
1)熱硬化性樹脂
2)熱可塑性樹脂
3)結晶性樹脂と非晶性樹脂
3.最も使用頻度の高い「射出成形」の知識
1)樹脂成形の主要工法である射出成形
2)成形工程の流れ 射出→冷却→取り出し
3)射出成形機の構造とその動き
4)金型の原理と構造
5)射出成形に使う樹脂材料の性質と使い分け
4.射出成形で起こり得る不良
1)代表的な不良の種類
2)成形しやすい形状、しにくい形状
3)金型構造面から作れない形状
- 第3回 営業に必要な基礎知識③『金属加工』
-
1.金属部品の多様な加工方法
切削、プレス、板金、鋳造、鍛造、溶接 etc.
2.切削加工(旋盤・フライス盤)の基礎
1)切削加工の理解に必要な用語
2)加工機の用途と特徴
3)刃物(刃具)の種類と特徴
4)図面の着目箇所 サイズ、形状、公差、面粗さ etc.
5)切削加工のコストを左右する要素
6)切削加工の頻出クレームと発生原因
3.プレス加工の基礎
1)プレス加工の理解に必要な用語
2)単発、順送、トランスファー、サーボプレスの特徴
3)図面の着目箇所 サイズ、形状、公差、R etc.
4)加工現場の重要課題~段替えと歩留まり
5)プレス加工のコストを左右する要素
6)プレス加工の頻出クレームと発生原因
4.板金加工の基礎
1)板金加工の理解に必要な用語
2)加工機の種類と特徴
3)図面の着目箇所 板厚、形状、曲げと絞り etc.
4)溶接の種類と特徴
5)溶接困難な材料と、頻出トラブル事例
6)板金加工の頻出クレームと発生原因
※電卓をご持参ください
- 第4回 技術者との商談に最低限必要な『図面の読み方』
-
1.営業にとっての“図面”とは?
1)図面の種類と役割(注文図、承認図、見積図、製作図…)
2)図面は企業間・部門間の共通言語でかつ契約書
3)図面から読み取るべきもの
2.製図の基本ルールと図形の読み方
1)図面の種類と尺度
2)図面に使われる線(種類や太さにも決まりがある)
3)寸法の表し方
4)寸法公差の読み方
5)様々な記号(直径φ、半径R、面取りを表すC etc.)
6)穴の形状と寸法表記(キリ、ザグリ、タップetc.)
7)ISOはめ合い方式とそれ以外の公差の読み方
3.幾何公差と面粗さの読み方
1)幾何公差の役割
2)代表的な幾何公差の意味を理解する
平面度 / 平行度 / 真円度 / 円筒度 etc.
3)面粗さの意味と表記の仕方
4)図面で見逃してはならない注記
- 第5回 『品質の基礎知識 とクレーム対応のポイント』
-
1.試作から量産までのプロセス
1)顧客が知りたがっていることは何か?
2)試作~量産までのプロセス
3)確かな品質を保証するための仕組み
4)量産開始後、顧客への説明・了解が必要なケース
2.品質の安定化、不良削減の基本
1)QC工程表、作業手順書の役割と重要なポイント
2)品質管理ツールと統計的手法
3)検査の役割(受入検査、工程内検査、出荷検査)
4)全数検査と抜取検査の違い、コストへの影響
5)工程能力とヒューマンエラー対策
6)工程監査で顧客からチェックされるポイント
3.営業からみた 品質クレームとその対策
1)営業としての不良問題への具体的な対処
2)流出防止と再発防止(顧客の求める回答とは?)
3)責任範囲の協議 (図面や納入仕様書の範囲)
4.品質とコストのトレードオフ
1)品質をお金に換算する方法
2)検査と不良のコスト計算
3)厳しすぎる品質基準の交渉
※電卓をご持参ください
- 第6回 『製造原価と見積、価格交渉のポイント』
-
1.製品コスト(原価)のとらえ方
1)コストに影響を与える要因と営業の判断の重要性
2)製造原価の構成 材料費 / 労務費 / 経費
3)直接製造費用と間接製造費用
4)製品1個に含まれる変動費と固定費
5)販売費及び一般管理費(意外に大きい販管費)
6)アワーレートから製造原価を計算する
7)大量生産と多品種少量生産の違い
2.値引きが利益に与える影響
1)値引きと利益の関係
2)ロットの減少による利益率への影響を試算
3)定期コストダウンによる利益率への影響を試算
4)不当な値引きを回避するための下請法の知識
3.販売量と利益との関係
1)販売量の増加と利益の関係
2)販売量の増加と設備投資の関係
3)設備投資の回収と設備投資のリスク
4)変動費と固定費を理解して計算する
4.イニシャル費用の製品価格への転嫁
1)「開発費」とはそもそも何か
2)新製品開発と開発費の回収のポイント
3)治具・金型費の考え方と回収のポイント
※電卓をご持参ください
-
1名につき(いずれも消費税10%込み)
≪全6回受講≫ 会員企業の方 148,500円 / 会員以外の方 184,800円
≪テーマごとの選択受講≫ 会員企業の方 29,150円 / 会員以外の方 35,200円
セミナー要項
名称 | Zoom_メーカー・商社営業 必須技術知識6テーマ≪全6回受講≫ |
---|---|
開催場所 | Zoom |
定員 | 80名 |
価格(税込み) | 148,500円(会員)/184,800円(非会員) |
開催日・開催予定日
2023年4月25日(火)から2023年7月18日(火) | 午前9時45分~午後4時45分 |
ありがとうございます。
こちらのセミナーは終了いたしました。 お問い合わせはこちらから |
---|---|---|
2022年11月9日(水)から2023年3月15日(水) | 午前9時45分~午後4時45分 |
ありがとうございます。
こちらのセミナーは終了いたしました。 お問い合わせはこちらから |