セミナー内容

セミナー概要

ＤＸ（Digital Transformation）や、その手段のひとつであるＩｏＴ（Internet of Things）は昨今いたるところで耳にする言葉ですが、実際にＤＸを進め効率改善につなげられている製造業企業は中々少ないのが現状です。特にゼロベースからＤＸを手掛けるとなると、どこから着手していいか分からず取り組みを諦めてしまう、途中で挫折してしまう、といったことが多くあります。本セミナーでは、「ＤＸに興味はあるけど何をどうすればいいか分からない」という方を対象とし、成功に導くための取り組み手法を事例つきで解説します。ぜひこの機会をご活用ください。

1. ＤＸが挫折する理由とは？ ～肝は「ゴール設定にあり」～

1）ＩｏＴもＡＩもＤＸも、目的を達成するための道具でしかない
2）技術的理由で失敗することはほとんどない！？ よくある失敗理由
3）成功するＤＸのゴール設定
　①　経営の目標と合致している　　
　②　具体的・定量的・達成可能である
4）【演習】 挫折するＤＸと成功するＤＸを見極めてみよう
5）【演習】 自社のＤＸのゴールを具体的に書き下してみよう

2. ＤＸに至るまでの４ステップ ～成功へのビジョンを描け～

1）ＤＸの４ステップとは？
　①　志の高いテーマ設定
　②　重要課題の特定と解決策立案　
　③　ＤＸシステムの構築
　④　実用化と保守・改善の継続
2）各ステップにおいて最新の技術革新が可能にしたこと
3）【演習】 自社のＤＸが挫折しやすいのはどのステップだろうか？

3. ＤＸの５つの成功事例　～事例から成功のカギを見出す～

事例① 古参の老朽設備も、最新ＩＴで制御できた
事例② 目的のためなら何でもアリと割り切ったら自分たちでＤＸできた
事例③ ＩＴベンダーに頼ることなく、念願であった人作業工程の可視化ができた
事例④ 複雑すぎて長年手を付けられなかった製造ＤＸを、実行可能なプランに落とせた
事例⑤ センシングとＡＩ制御でビジネスモデルを変える新商品開発ができた

4. 最新のＤＸツール事情 ～技術的な敷居は低い～

1）センシングと通信　
2）ＡＩによるデータの判断
3）プロセスマイニングによる現状分析
4）ソフトウェアによるＰＬＣ

5. 【演習】自社のＤＸプランを作成してみよう