セミナー内容

多くの企業では、業務手順が属人化しやすく、効率的な標準化が課題となっています。特に多様なバックグラウンドを持つ社員が増える中で、誰もが理解できる業務手順書の作成は急務です。本セミナー『業務手順書 伝わる「図解」のコツ』では、図解を活用することで手順を直感的に伝え、コミュニケーションの効率化を図ります。視覚的な情報は記憶に残りやすく、業務の標準化や属人化の防止に役立ちます。業務手順をわかりやすく図解する、具体的な手法を学んでいただきます。

１.わかりにくい手順、わかりやすい手順の差はどこに？

　　●伝わらないのは当たり前？「見えるもの」「物差し」の違い
　　●実際の事例（非鉄金属会社・自動車会社での失敗事例）
　　●「伝わる」とは、具体的なイメージを共有すること

２.わかりやすい業務手順を作成する秘訣

　　●図解を活用するとわかりやすくなる理由
　　●秘訣1　▸ 目的と手段で全体像を見える化する
　　●秘訣2　▸ 抜け漏れやダブりをなくして論理的に考える
　　●成功事例を通じて学ぶ、図解を活用したワンポイントレッスン

３.業務手順の見える化ポイント

　　●図解化の手順と留意点
　　●わかりやすい手順書とわかりにくい手順書の事例比較
　　●時系列、対比、因果関係を示す図解
　　　（矢印型、マトリクス型、ロジックツリー型）
　　●記号や数字の表し方、フォント、色使いテクニック

４.【演習】 わかりやすいワンポイントレッスン作成

　　●組立作業のNG事例とOK事例をわかりやすく示す、図解のコツ
　　●異常発生時における対処の優先順位をわかりやすく示す、図解のコツ
　　●品質不良の原因分析結果をわかりやすく示す、図解のコツ
　　●作業の段取りをシンプルに示す、図解のコツ
　　●作業改善案に対する優先順位を示す、図解のコツ