セミナー内容

品質不良が発生したとき、製造業にとって致命的になる場合があります。しかし、品質管理の方法や手段により、その対策は大きく異なってきます。
本セミナーでは、品質不良が発生した場合の考え方や対応策の決め方について、具体的な事例やツールを交えて解説します。また不良を未然に防ぐための取り組みや品質改善の進め方も指導します。

１．品質保証・品質管理とは

(１)QA：品質保証とは？
(２)QC：品質管理とは？
(３)QA＜QCの理由
(４)ヒューマンエラーはヒューマンエラーに非ず・なぜなぜ分析の落とし穴
(５)品質改善の進め方

２．不良発生直後の対応

(１)初動調査の進め方・心構え
(２)各部門との連携　　　　
(３)暫定対策の決め方
(４)恒久対策の決め方

３．不良を未然に防ぐためには

(１)原因追及・あるべき姿　
(２)他部署とのコミュニケーションの必要性　
(３)設計/製造FMEAの使い方とポイント
(４)プロセスコントロール

４．スマートフォンの不具合事例に基づく品質不良対応

(１)数値化/バラツキ等の数値処理
(２)寸法不良の対応事例
(３)突発異常の対応事例バラツキ：平均値とかたより

５．体制・仕組み作り：品質は何もしないのが理想

(１)ISO（国際標準化機構）マネジメント規格
(２)DX必要性と課題
(３)4M(Man/Machine/Method/Material)変更
(４)QC工程表の活用
(５)IE(インダストリアル・エンジニアリング)について
(６)ツール：一人にしない/One for all All for one

６．改善の進め方：まずスタート、スモールスタート

(１)プロセス：フロントローディング導入をしてみる
(２)仕組み/システム：カイゼンのため
(３)教育/スキルアップ