セミナー内容

多品種・小ロット、短納期での生産が当たり前になった今、仕入先の協力なくして自社の生産は成り立ちません。調達・購買の仕事は、仕入先とのパートナーシップをいかに良好に保つかが先決で、「多少の無理は聞いてくれる」「困ったときに力を貸してくれる」といった関係を構築することが重要になってきます。
従って、仕入れ先との交渉において、相手の「Win」を知り、自社の「Win」とうまく折り合いをつけることが担当者に求められるスキルと言えます。今回のセミナーでは、買い手目線の強権的な交渉ではなく、相手方の納得を得られる、あるいは合意に持ち込むための交渉術を学んでいただきます。

１. 交渉のすすめ方 ４ステップ

(1) 交渉の流れ
(2) 第一ステップ　準備　代替案も明確にする
(3) 第二ステップ　交渉　場所選びから交渉は始まっている
(4) 第三ステップ　集約　相手と合意事項を確認する
(5) 第四ステップ　確認　次回交渉に向けて準備を始めよう

２．コミュニケーション力の重要性を知る

(1) 交渉とコミュニケーション力
(2) コミュニケーション力とは何か
(3) 聴く力 話し手が話しやすい聴き方を実現する
(4) 伝える力 相手の言いたいことを言い換えて確認しよう
(5) 聞き出す力 相手の中で顕在化していない事項も聞き出していく

３．論理的思考の重要性を知る

(1) 交渉と論理的思考
(2) 論理的思考とは何か
(3) 問題とは ➡現状と期待値のギャップ
(4) 課題とは ➡具体的に解決すべき事項
(5) 結論の具体化をおこなう
(6) 「根拠」「思考の流れ」の明確化
(7) 事例確認
(8) 思考の手法

４．【演習】 交渉で重要な事前準備とは

(1) 前提条件の確認
(2) 必要な交渉準備を行う
(3) 準備結果の振り返り