セミナー内容

１．生産スケジュール管理の基礎

（１）生産スケジュール管理の概要とその本来の目的
（２）なぜいつもスケジュール調整が場当たり的な対応となり時間だけがかかるのか
（３）生産スケジュールの作成が属人化する理由
（４）一段上のスケジュール管理を行なうために必要な進め方

２．生産スケジュールの作成手法

（１）生産スケジュールはどの部門の誰が作成すべきか
（２）それぞれの生産形態に応じた生産スケジュールの選択方法
（３）生産スケジュール作成の手順
（４）スケジュールの肝となる基準設定の進め方
（５）スケジュールの質を高めるために準備しておくこと

３．生産スケジュールの見える化

（１）どのような形の生産スケジュールを誰に見えるようにすべきか
（２）生産スケジュールの見える化で期待できること
（３）作業者のモチベーションを高めるための見える化の工夫
（４）紙媒体や管理ボード、タブレット等、見える化のための媒体の選び方

４．スケジュールの調整方法と変更点・特急品への対応

（１）生産スケジュールの調整方法
（２）スケジュール調整や変更をタイムリーかつ効果的に行うために必要なこと
（３）想定内の調整と想定外の調整の仕分け
（４）生産実績のバラツキを考慮したスケジュールの立て方とバラツキの抑え方　
（５）現場の混乱を誘発させる特急品の対応方法

５．スケジューリングを阻害するボトルネックの特定と解消法

（１）製造工程での生産能力や製造リードタイムを決める制約条件とは
（２）ボトルネックを特定する方法と解消法
（３）ボトルネック解消時に現場に働く固定観念とそれを打破する方法
（４）今すぐには解消できないボトルネックを考慮した生産スケジュールの作成方法

６．人員管理と生産能力の見える化

（１）負荷調整による工数管理と余力管理の進め方
（２）人員管理・配置のための各作業者の作業スキル・熟練度の評価の仕方
（３）各作業者のスキル評価と職場の生産能力の見える化の進め方
（４）個人の育成計画や多能工化による職場全体の生産能力向上への取り組み

７．サプライヤーとの調整とスケジュールへの統合

（１）なぜサプライヤーとの調整に時間を要したり、納期変更を余儀なくされるのか
（２）サプライヤーでの製造品質や生産能力を考慮した納期設定の進め方
（３）サプライヤーの納期遵守率向上のための支援のあり方
（４）サプライヤーの実態を組み込んだ生産スケジュールを立てるために取り組むべきこと