品質管理基礎講座 (全4回)

品質管理・品質保証 実務担当者のための基本と実践

対象・難易度

新人・若手 リーダークラス 管理者クラス 経営者・役員
   

セミナー内容

1 品質管理の基本とQC7つ道具 2024年12月6日(金)
1 “品質”とは何かを理解する
(1)品質とは何か? 品質の定義、目的、歴史
(2)品質を構成する要素~品質はモノだけではない!
   機能・コスト・納期・サービスのトータル
2 品質管理と品質保証
(1)品質管理とは?
   管理は2種類!コントロールとマネジメント
(2)品質保証とは?
   保証と管理は何が違う?
3 品質管理担当者の仕事の基本
(1)組織と役割と責任~組織とは?責任とは?
(2)PDCA~無意識下で実施しているPDCAを意識
(3)目標と管理指標~目標を最短で達成するには?
(4)仕事の観点~報連相と5W1H、3現主義
(5)標準化~全員が同じことができていますか?
4 データとは何かを真に理解する
(1)データとは一体何のことか?
(2)データは並んでいるだけでは情報量は少ない
(3)データを見える化すると問題が見えてくる
5 QC7つ道具を理解しよう
(1)QC7つ道具の基本を理解しよう
(2)活用手法の選択~何を使えばいいの?
   〇層別・・・データをできるだけ単純に
   〇グラフ・・・数値データの見える化の王道
   〇特性要因図・・・問題の原因は何だ!
   〇パレート図・・・最大の原因は?
   〇ヒストグラム・・・1つとして同じデータは存在しない
   〇管理図・・・工程の状態を見える化
   〇散布図・・・2要因の関係性を見つけ出せ!
   〇チェックシート・・・漏れを無くす
2 品質不良をなくすなぜなぜ分析 2024年12月20日(金)
1 そもそも、なぜ品質問題は発生するのか?
(1)不良やミス・事故の多い職場に見られる共通点
(2)製品や作業の品質問題要因「ばらつき」の概念
(3)「ばらつき」の要因を探し出す方法
2 品質トラブルは、源流に着目せよ!
(1)対策をしても、すぐに同様の品質トラブルが再発…なぜ?
(2)品質トラブルを取り巻く状況の把握が重要
●ワークショップ●
プロセスマップでなぜなぜ分析
3 なぜなぜ5回を使った、真因の掘り下げ方
(1)系統図的アプローチ 冷静な状況把握
(2)現場・現物・現実・原理・原則で
(3)筋道を誤らない掘り下げ方・QC手法
(4)誰の再発防止策か狙いを意識し実践せよ
4 なぜなぜ分析を整理するQCストーリー
(1)QCストーリーを活用して、なぜなぜ分析の効果を高める
(2)QC手法を活用するメリットとそのポイント
(3)「なぜ」の落としどころ
(4)真因を出すために必要となる専門技術の整理
(5)品質不良問題の再発防止事例を紹介
●ワークショップ●
要因掘り下げ、系統図による整理と原因究明
5 真の品質トラブル再発防止策を講じよ
(1)再発防止策は、固有技術の確立そのもの!
(2)品質管理から、品質保証の仕組みづくりへ
3 ヒューマンエラー対策 2025年1月24日(金)
1 なぜヒューマンエラーは起きてしまうのか?
(1)ヒューマンエラー全体概要
(2)各人の体験に基づくヒューマンエラーの把握
(発表含む)
(3)不良品ゼロ時代の品質管理の進化
2 ヒューマンエラー削減の仕組みづくりと実施
(1)人はなぜミスをするのか?
(技能・性格・生理的・感情の起伏)
(2)ポカミス原因分析の6つの手法
①安全チェックシート活用 
②特性列挙法      
③5つのなぜ      
④特性要因図
⑤リスク低減分析
⑥労働安全マネジメント
(3)仕組みづくりと実施手順および
   ヒューマンエラー削減の7つの原則
3 ヒューマンエラー削減のポイント
(1)設計で対応すべきこと…フールプルーフ設計
(2)KY活動、ヒヤリハット活動を改善に活かす
(3)工業5Sと食品衛生7Sの違い
4 ヒューマンエラー削減の具体的事例に学ぶ !
◆ ビスの付け忘れ防止  
◇ 部品の取り出し間違い防止  
◆ビスの付け間違いを設計で防止 
◇ 部品の取り出しバーコード検知 
◆ 食品カット野菜工場の事例  
◇3H活動
◆いつもと違うぞカード
◇イエローカード制度
◆3直3現主義
◇食品交差汚染防止
5 事例を受けてヒューマンエラー削減を検討
(1)自工程完結運動でポカミス削減
(2)中小企業での改善事例…日本一の知恵工場
(3)ヒューマンエラーに気付く人づくり(気付きの訓練)
   …いかに気付かないか自己診断してみよう!
4 作業標準書の作成と活用 2025年2月5日(水)
1 現場で役立つ作業標準書とは
(1)作業標準の基本事項について
(2)なぜ作業標準書が必要なのか
(3)作業標準の目的・用途・対象を理解する
(4)作業標準の対象と種類
(5)良い結果の得られる作業を標準化しよう
(6)環境変化と改善に伴い常に見直す作業標準
2 作業標準書作成の基準ポイント
(1)作業標準に記載するべき事項
(2)作業標準のまとめ方、表現の注意点
(3)わかり易く書くコツを伝授
(4)おさえておきたい作業標準作成のポイント
◆作業基準の作成フロー◆
手順1 作成の準備をする
手順2 実態を調査し把握する
手順3 調査結果の解析で問題点を把握する
手順4 問題点を解決し、よりよい方法で標準化する
手順5 原案を試行してみる
手順6 作業標準書を正式に発効する
手順7 承認決済を受け、保管・活用をする
3 作業標準を活用し高品質を維持しよう
(1)工程能力をうまく活用して高品質を維持
(2)ポカヨケと作業標準書の併用で高品質を維持
(3)検査の合否基準と作業標準で高品質を維持
(4)作業標準を進める上での留意点
(5)作業管理の定着に向けて
4 作業標準活用事例に学ぶ
(1)日常業務(QCDSMEと4M管理)のなかでの
   作業標準の実践事例を紹介
(2)演習で学ぼう
   ①作業標準書の作成演習
   ②作業標準を進める上での自己診断

セミナー要項

名称 品質管理基礎講座 (全4回)
開催場所 大阪府工業協会 研修室
価格(税込み) 99,000円(会員)/123,200円(非会員)

開催日・開催予定日

2024年12月6日(金)から2025年2月5日(水) 午前9時45分~午後4時45分
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2023年11月30日(木)から2024年2月15日(木) 午前9時45分~午後4時45分
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2022年11月28日(月)から2023年2月6日(月) 午前9時45分~午後4時45分
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2021年11月15日(月)から2021年12月14日(火) 午前9時45分~午後4時45分
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